帝王切開 前置胎盤 入院から退院までの流れ、傷跡や費用について

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順調に妊娠生活を送っていても、急に医師から「帝王切開になります」と言われると不安になりますよね。
また、陣痛がきて入院したけどなかなか赤ちゃんが出てこなく、緊急帝王切開になってしまう方も少なくありません。

私は妊娠後期に胎盤が下がっていたので帝王切開が決まりました。(辺縁前置胎盤という診断でした。)今まで手術をしたことがなかったのでとにかく不安で仕方ありませんでした。

この記事には、私が帝王切開が決まった時に不安で調べたことを書きました。

気になる手術の傷跡や、私がかかった実際の費用も書いてますのでぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
・帝王切開の手術前から手術後の流れが知りたい
・帝王切開の手術後、痛みはある?
・帝王切開の実際支払う費用はどのぐらい?保険が使えるの?

帝王切開 入院から退院までの流れ 術後の痛み

まず入院から退院までの流れを。これで入院生活をイメージしてもらえたらと思います。

私の入院した病院での経験を基に書いてますので病院ごとに違いは出てくると思います。

ちなみに私は産婦人科に特化した総合病院で出産しました。

入院1日目 手術前日 14時入院
シャワールームやランドリー、給湯室、診察室などの案内
身長、体重測定
明日の手術の簡単な説明
夕食までの間にNSTを受けながら明日のスケジュール説明、お産セットの中身の説明
18時ごろ夕食 21時ごろ就寝

飲み物は経口補水液を3本渡され夜21時以降から朝8時までには最低1本飲みましょうと言われました。

たくさん飲んだ方が術後の治りが早いと言われたので私は3本全部飲みました。

また下剤も渡されてそれも飲みました。

飲み物についてですが先生からの話をまとめるとこうなります。

  • 手術前日は何を飲んでもOK(もちろんアルコールはNGです。カフェインは飲みすぎると麻酔が効きにくくなるそうです。)
  • 経口補水液を手術前日の夜から朝にかけて最低1本は必ず飲むこと
  • 手術当日の朝は、手術3時間前までは経口補水液なら飲んでOK
  • 手術後は麻酔が切れるまで飲み物は飲めない
  • 口が乾いたら、看護師さんが口を濯ぐのを手伝ってくれる

入院2日目 手術当日
6時起床 手術着に着替え先生の診察と点滴
手術までの間に助産師さんがやって来て、聴力検査や先天性異常診断の書類、病院のアンケートや退院後の動画説明、産後うつのアンケートなど大量の書類を渡される。
→クリアファイルと付箋を持って行ったので、早めに提出しなければいけないもの順にファイルに入れたため管理がしやすかったです。

出産の時に持っていって良かったものは、こちらの記事帝王切開 初めての出産 〜準備編〜により詳しく書いています。

いよいよ手術室へ。

私は辺縁前置胎盤での帝王切開だったため輸血の針も繋がれてたので少し多めですが、注射されたのは全部で5本でした。

手術待機中に部屋で点滴を1本、手術室で輸血ルート用に1本、さらに点滴をもう1本(腕は計3本)、背中に硬膜外麻酔1本、脊髄麻酔1本(背中は2本)。

赤ちゃんが出る時にお腹をかなりグリグリされて、痛くはないのですがめちゃくちゃ気持ち悪かったです。

吐くのは嫌だったので、ずっと深呼吸をしてやり過ごしました。

赤ちゃんが出るまでの時間は20分ぐらいでした。

産まれた赤ちゃんはきれいに拭かれてタオルで包まれ、しばらくは私の顔の横に置いてくれました。

赤ちゃんが出てから手術が終わるまで私の場合は、1時間半かかりました。

前置胎盤のため出血量も多かったので手術時間も長かったです。

手術終了後ベットに寝たまま運ばれ、旦那と赤ちゃんと再会。

写真撮影をして、コロナのため基本立ち会いは禁止なので旦那とはさようならとなり、入院部屋に戻りました。

入院部屋に戻っても体の至るところからチューブは繋がってました。

背中に刺した硬膜外麻酔、腕には輸血の点滴、通常点滴、下半身は尿道カテーテル、足には血栓防止のポンプが繋がれ、ベットに貼り付け状態でした。

水が飲めたのは術後6時間後でした。その状態が翌日の朝まで続きました。

私はなかなか寝れなかったので1、2時間寝て目が覚めて1、2時間後に眠ってまた覚めてという感じでした。寝れる方はここでよく眠った方が体力が温存できるので体が少しでも楽になると思います。

入院3日目
朝看護師さんに、「歩くことが出来たら尿道カテーテルを抜けます。」と言われました。

1つでも体から管を抜きたかったので絶対歩こうと決心して起き上がりました。

起き上がるのも体が痛いので、リクライニングの背中側を起こして、足側を一番下げた状態にしてベットの横の柵に掴まりながら足を床にゆっくり下ろしました。

ベットの柵に掴まり、腕の力を使って立ちました。

初めの1歩が子宮やお腹に響く痛さで「うっ。。」と声が漏れましたが、めげずにもう1歩もう1歩と踏み出すと最初の1歩よりも痛くなくなってきました。

個室だったためトイレまで5歩ぐらいの距離でしたが歩けたのでOKをもらい尿道カテーテルとはおさらばしました。

その後担当の先生が来て貧血もクリアしたため輸血のルートも抜いてもらいました。

お昼には腕に刺さってた点滴も抜いてもらえたので、この時点で身体に繋がっているのは背中の硬膜外麻酔だけになりました。

15時ごろ助産師さんがやって来て授乳をどうするか聞かれました。

母乳希望だったので次の赤ちゃんの授乳タイミングで呼んでもらうことになり、その後初めての授乳へ。

授乳以外の時間はとにかく廊下を歩いてました。

ランドリーに洗濯しに行ったり、給湯室にお茶を入れに行ったり、別のフロアのコンビニに特に用もないけど出かけたりと、とにかく歩いてました。

歩けば歩くほどお腹の痛みがなくなっていくので、とにかくたくさん歩きました。

入院4日目
母子同室がスタート。

助産師さんに背中に刺さっている硬膜外麻酔をどうするか聞かれたので迷わず抜いて下さいと答えました。

麻酔なので痛みが軽減されているのですが、前日にたくさん歩いたのでなくてもいけるかなと判断しました。

結果、抜いても痛みが強くなることはなかったです。

これで身体に繋がってた全ての管から解放されました。

背中に管が入っていたので寝返りするのも気を使い、手術後からほとんど寝れていませんでした。

母子同室になると全く寝れなくなるので、母子同室になるまで寝とけば良かったとかなり後悔しました。

自分の布団や枕でないと寝れない方は入眠グッズを持って行った方がいいですよ!

こちらの記事で入院に持って行った方がいいものを書いてます。

入院5日目から入院7日目
母子同室にて赤ちゃんのお世話

入院7日目 退院

帝王切開実際かかった費用

私が実際に支払った金額は8万円です。

この8万円は個室代金です。

私は産婦人科に特化した総合病院で出産しました。

その病院では、直接支払い制度で42万円が健康保険から出されました。

超過した分は「限度額適応認定書」を入院日に病院に提出しました。

事前に帝王切開が決まった方は、加入している健康保険に「限度額適応認定書」を申請しましょう。

2週間ほどで自宅に届きます。混み合っているとそれよりもかかるかもしれません。
早めに申請したほうがよさそうですね。

帝王切開の傷跡

私は20cmほどの横切りの予定でした。

手術が始まる5分前ぐらいに、先生から縦切りにできませんかと持ちかけられました。

辺縁前置胎盤のため横切りにするとリスクが上がるのと、横切りだと30cmは切らないといけない。
縦切りだと10cm以下で済みます。と言われました。

30cmもお腹を切ることに恐怖を覚えたので私は縦切りを選択しました。

傷跡は実際測ると8cmでした。

このぐらいなら水着も着れます。

また傷跡は長い時間かけて目立たなくなっていきます。

緊急帝王切開になる場合もあるので、病院選びはリサーチときちんと考えて選ぶことをおすすめします!

こちらの記事産院の選び方 産院選びで失敗しないためにはでは病院の選び方について書いてます!

ちなみに手術の後は産褥ショーツを履きます。

これが傷跡にあたって痛かったです。

翌日はもう助産師さんがお世話するわけではないので、何を履いてもいいので、私はユニクロのマタニティショーツばかり履いてました。

マタニティショーツだと傷跡に当たらないので私は産後3ヶ月間マタニティショーツを履いてました。

帝王切開が決まった方は、持ち物などをまとめた記事帝王切開 初めての出産 〜準備編〜を参考にしていただけると嬉しいです。

まとめ

出産に不安はつきものですが、何も知らないよりかは少しでも手術内容やその後のことを知っている方が荷物の準備も心の準備もできます。

赤ちゃんが産まれた後は、毎日どうやって過ごしていたか忘れてしまうぐらい赤ちゃんのことしか考えられなくなるので、産まれるまではどうかご自身の体を労ってあげましょう。

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